日大藤沢イレブン(写真=K,Nishiyama)
完全に勢いに乗った日大藤沢はその後も長短のパスを織り交ぜ次々とシュートを見舞うが、市立桜丘も最後まで集中を切らさず、カウンターから一矢を報いにかかるが、結局ゴールネットを揺らすことはできずにタイムアップ。日大藤沢がK1所属の貫禄を見せ高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2024 関東1部勢の桐蔭学園所属の桐蔭学園が待つ3回戦へと駒を進めた。
試合後、ゴールこそ奪えなかったものの、再三に渡りゴール前を賑やかした宮澤は「引いてくる相手に対して対策はしましたが、最初うまくいきませんでした。あのセットプレーを1本(岩坪)瑛太が取ってくれたのは大きかったですし、後半は自分たちのサッカーで攻撃が出来ました」と1本のセットプレーの大事さを語った。さらに「自分たちの目標は『挑越』。去年、一昨年の結果を超えることなので最高の準備をして神奈川1位を獲って全国に挑戦したいです」と力強く語った。決勝ゴールの岩坪は「初戦ということで難しかったのですが、きちんと点を取って勝つことができて良かったです。監督からもセットプレーは試合を決める鍵になると言われていたので1本取れて良かったです。ただ、もっと点は取れたのでそこは詰めていかないといけないと思います」と喜びながらも反省も忘れなかった。今後に向けては「後ろはゼロ失点で終われたので今後も続けていきたいです。一番の目標は全国制覇、そしてプリンス昇格も目標なので両方達成できるようにみんなで締めてやっていきたいです」と意気込みを語った。
▽第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選