光明相模原イレブン(写真=K,Nishiyama)

 光明相模原は延長後半終了間際にPK要員としてGK1中山グスタヴォを投入、最後の勝負に出る。しかし、光明相模原先攻で始まったPK戦は、3人連続成功の鎌倉に対し、光明相模原は1人、3人目を「見せ場が来たな。俺に任せろ」(鎌倉の守護神・宮本凌太朗)のジャストストップによって窮地に追い込まれる。そして運命の4人目、勢いに乗った宮本は見事にコースを読み切って3-1でPK戦を制し、1回戦に続き鎌倉が100分+αの激戦に終止符を打った。

 試合後、鎌倉・古澤大暉監督は「ホント苦しいゲームでした。それでも選手たちが最後まで気持ち切らさず声かけながら頑張ってくれたので、また次に向けて頑張って欲しいと思います」と選手を労った。次戦に向けては「少し時間が開くので自分たちの強さを伸ばす充実した1ヶ月間にしたいです。彼らも桐光学園と戦うことを一つの目標としてきたので、戦うだけでなくしっかりと勝てるように良いチームを作っていきたいです」と飛躍を誓った。

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▽第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選
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