日大藤沢 vs 東海大相模(写真=K,Nishiyama)

 試合後、有馬信二監督が笑顔を見せた通り、東海大相模が大事な一戦を通して大きな成長を見せた。

 日大藤沢のキックオフで始まった試合は、序盤から互いに持ち味を出し主導権を握りにかかるが、共に粘り強く落ち着いた守備で対応、試合は膠着状態が続く。

 33分、東海大相模は、左サイドを縦に突破したFW14小林正樹からのパスを受けたFW10沖本陸がシュートに持ち込むも枠を捉えることができない。対する日大藤沢も素早くパスを繋ぎながら相手を剥がしにかかるが、東海大相模の粘り強い対応に決定機を作ることができず。

 すると後半、風上に立った東海大相模は44分にCKから、48分にはロングスローからゴールに迫るが得点には至らない。60分には左サイドのDF5佐藤碧の縦パスを受けた沖本が相手DFを交わすとカットインからミドルシュートに持ち込むが惜しくもゴールの右へ外れてしまう。

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▽第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選
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