その理由を完封に貢献したDF17五嶋夏生(3年)は「たとえボールを失っても前の選手が高い位置で奪い返してくれるのが一番。守備ではゴール前まで運ばれるシーンは少なく、奪われてから即切り替えができ、奪いきれることが大きいです。また個人の局面で負けないこと。そしてゴール前に運ばれても、粘り強く守れていることもあります」といくつか要因を語った。
加えて、もうひとつあげるならば、先月、福島県で開催されたインターハイで、大津は優勝候補のひとつと目されながら、1回戦敗退。この苦みがイレブンに良い発奮材料になった。
MF13嶋本は「インターハイ初戦で負けてしまい自分たちで見直さないといけない部分がありました。この大会では前からのプレス、切り替え、ボールを奪われないようにするなど、自分たちの課題を向き合いながらしっかりレベルアップできるようなプレーを意識しています」と話せば、DF17 五嶋は「インターハイで負けた分、この大会ではという気持ちが強いです」と語った。
▽第12回和倉ユースサッカー大会 2024
第12回和倉ユースサッカー大会 2024