「総合力で勝てたと思います。良い先制点でいい流れを作れました」と優勝した日大藤沢・佐藤輝勝監督。

 ここまでの戦いを振り返ると、予選リーグ3試合を2勝1分で突破。浦和東(埼玉)との決勝トーナメント1回戦はPK戦を制し、2回戦で1‐0でヴィッセル神戸U-18(兵庫)に勝つと、迎えた準決勝・西武台(埼玉)に3-0で勝ち上がった。決勝を含めた7試合で14得点・3失点と攻守ともに光ったといえる。

 なぜ優勝できたのか。その理由を佐藤監督は「悔しさ」と語った。

 「インターハイに出られなかった悔しさがあります。その悔しさを踏まえて、自分たちでフォーカスしながら、いままでやってきたことを見つめ直し、そして『この大会で』という気持ちで挑みました。準備してきたことは決して裏切らない。そのことは全員、感じていると思います」と捲土重来がかなった。

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第12回和倉ユースサッカー大会 2024