大島海洋国 際・小笠原・芦花 vs 都立日野台

 それでも31分、自陣からのパスを受けた齊藤が相手DFと競り合いながらも左足を振り抜くとこれがゴールネットに豪快に突き刺さり追加点を挙げると、直後の33分には左サイドの新井の浮き球がGKの伸ばす手を弾きゴールに吸い込まれ3点目。さらに新井は38分にもゴールを決め、都立日野台が4-0とリードを広げる。

 前半にまずは1点を返したい合同は、AT2分に相手のPA手前でボールを受けたMF2緒環良吹が迷わず振り抜くと、これが応援席もどよめくゴラッソとなり、後半へ望みを繋ぐ。

 ハーフタイムに「1点返したら流れが変わるから。信じて戦おう」と送り出された合同イレブンだったが、都立日野台も「自分が取って流れを引き戻す」と心に秘めて後半に臨んだキャプテンのMF5前田翔吾がゴールを決め、再びその差を4点に広げる。

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▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選