世田谷学園 vs 都立調布南
11分、左サイドからのFKを「自分の武器はジャンプ力。背が低い分マークも緩くなるのでジャンプ力は武器になる」とファーから走り込んだMF10村石充生が打点の高さを活かして追加点を挙げる。
すると「今度は俺の番」とばかりに右サイドのMF9猪足凌が躍動。17分に自らドリブルで持ち込みゴールを決めると30分には左サイドに詰めたDF5原瞬のGKの股抜きゴールをアシスト。直後の33分には持ち前の推進力で相手DFを置き去りにして村石の2点目を演出するとATにはフワリと浮かした浮き球のクロスをDF2岸本侑斗に送り、3連続アシスト達成。都立調布南が6-0と大きくリードして前半を折り返す。
相手の鋭い推進力に反撃の糸口を絶たれ、なかなかゴール前にボールを運べなかった世田谷学園。ハーフタイムに「2段3段上のことじゃなく、自分たちが今やれることをしっかりやろう」と川端章夫監督に送り出され、臨んだ後半はスタートから積極的に前に出て息を吹き返すと48分には左サイドでボールを持ち出したキャプテンFW10菅沢東吾がMF8小沢優斗に折り返すが、これはシュートまで持ち込むことができない。
▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選