世田谷学園 vs 都立調布南
すると都立調布南は59分、CKの流れから原がこの試合2点目のゴールをヘディングで決め再びペースを握ると、最後は77分に掴んだCKのチャンスを途中出場のDF23清水郁吹が頭で合わせ、8-0で世田谷学園を退け、2回戦進出を決めた。
試合後、都立調布南の山田和希監督は「まずは1回戦を突破できて良かったです。やってきたことを徹底して、チームがめざす通りアグレッシブに戦った結果かなと思います」と選手を労った。そして「2次に行って子どもたちが、西が丘でサッカーをやりたがっているのでそこを目指したいです。2年前と同じような''調南旋風''を起こしたいですね」と目標を掲げた。2得点のキャプテン村石は「初戦なので難しいと思いましたが、開始から得点できて、前半の入りが良かったのかなと思います」と試合を振り返った。そして「2次予選に行って暴れるのが目標なので、喜ぶのは今日だけにして一戦一戦勝ち上がれるように頑張りたいです」と気を引き締めた。1ゴール3アシストと活躍した猪足は「みんなでよく(ボールを)回してゴールに繋げたと思います」と思い通りにできたことを喜んだ。次戦に向けては「もっと3年生と一緒にサッカーができるように次の試合でも点を決めて勝ち上がっていきたいです」と意気込んだ。
(文・写真=西山和広)
▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選