攻勢を強める拓大一高は後半8分、コーナーキックからDF4今村聖也(3年)、13、27分にFW11大木が連続ゴール。さらに38分、途中出場のFW20 上野世織(1年)が、終了間際にはFW12末松拓弥(2年)がネットを揺らし、後半だけで5ゴールが決まり、試合の主導権を握り続けた。
大量得点かつ無失点で終えた拓大一高・林雄大監督は「リスクを回避しなければいけないところ。また次の試合にむけ、チャレンジしなければならないところを踏まえ、大きく前に蹴ったり、後ろからつなぎなど、選手たちは自分たちで判断しプレーしました」と試合の狙いを語った。
終始、相手にボールを渡さず、ほぼなにもさせなかった拓大一高はポジショニングよし、距離感よし、球離れよしの三拍子揃ったチームだった。そのなか、出色の出来だったのはハットトリック達成とアシストで勝利に貢献したFW11大木。
▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選