大智学園 vs 東洋大京北

 これに対し、大智学園も反撃に出ると14分ゴール正面からMF8與那嶺周也の放ったグラウンダーのシュートが相手GKのミスを誘い、試合を振り出しに戻す。勢いに乗った大智学園は直後の16分にもスルーパスに抜け出したキャプテンのMF10青木瑛輝がGKの位置を確かめゴールに流し込み逆転に成功する。

 しかし、喜びも束の間、今度は東洋大京北FW10林恭成がここからハットトリックを決め、大智学園に追いつき引き離しにかかる。17分、まずは相手DFとの競り合いに勝って同点ゴールを奪うと、飲水タイム明けの25分にはDFの裏に抜け出し、飛び出したGKの頭上をフワリと浮かしてループシュートを決めるとアディショナルタイムにはカットインから豪快に決めて4-2とその差を2点に広げる。

 だが、大智学園も前半終了間際にゴール前の混戦から再び與那嶺が押し込み、1点差として後半に流れを繋げる。

【次のページ】 1回戦 大智学園 vs 東洋大京北(3)

▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選