東洋大京北

 嫌な形でハーフタイムを迎えた東洋大京北だったが「ボールに、ボールにとならなくていいよ。ゆっくりやろう。蹴らせないように、勇気を持って前に出よう」と高橋健介監督のアドバイスに送り出されると53分、CKからDF5風間太陽がドンピシャでヘディンシュートを決めリードを広げると、その後は大智学園の追撃をしっかり守り切って2回戦進出を決めた。

 試合後、高橋監督は「(試合の中で)ちょっとずつ良くなってきたのはあるのですが、失点を3つもしてしまったところを次に向けてまず直していかなければならないと思います。攻撃に関しても狙っている攻撃が点に結びつかなかったので、もっと精度を高めていきたいと思います」と先ずは選手に奮起を促したが「それでも5点取れたことは(選手を)褒めてあげたいと思います」と笑顔も見せた。キャプテンの白羽は「勝てて良かったです。とりあえずホッとしています」と安堵の表情を浮かべた。続けて「個人として体力面が終盤に落ちてしまったこと、チームとしては守備が3失点してしまったことは一週間かけて改善していきたいです」と反省点を口にした。

【次のページ】 1回戦 大智学園 vs 東洋大京北(4)

▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選