東大附イレブン

 1、2年生で先発メンバーを編成した東大附は、MF佐々木勘太(2年)や武藤悠(2年)と名和川彰人(1年)の両FWがボールを預かるが、相手の出足と囲い込みの速さ、厳しいプレスに遭って連動性のある攻撃を仕掛けられなかった。サイドにボールを展開しても、クロスに合わせる形をつくれず苦戦した。

 それでも前半14分、セットプレーから見事な同点ゴールが生まれる。CB竹平瑛祐(2年)が、名和川の蹴った右CKをヘディングできれいに合わせてたたき込んだのだ。

 しかしまだフットワークが軽く足も動き、はつらつとプレーしていた時間帯までは粘り強さもあったが、だんだんと対応が遅れて失点を重ねてしまった。暑さで足をつる選手が出た後半も5点を奪われたが、相手のシュートミスも多く内容的には前半よりも見劣りした。

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▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選