都立南葛飾 vs 都立桜修館中等
そんなこう着状態の中、都立南葛飾が先手を取った。後半4分、田村の右CKを伊佐がファーポストから頭でつなぎ、そのボールをCB中根伶(3年)が見事な左足ボレーでたたき込んだ。
副主将の中根は「あのパターンは練習していました。チームメートの誰かが必ず折り返してくれると信用していた。前半はロングボールを多く使いましたが、後半からはパスをつなぐやり方に変え、うまくいったと思います」と振り返る。
その後は大きなチャンスこそ訪れなかったが、16分に決めたPKが決勝点となった。右MF矢城健(1年)のシュートが相手ハンドの反則を誘ってPKを獲得し、これを齋藤がGKに反応されながらも左隅に沈めた。
▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選