一方の都立東は守勢の時間が長くても、ボール奪ってから縦に早い攻撃で対抗。前半11分にはFW9宮川海翔(2年)が裏への抜け出しから絶好機を掴んだ。

 一瞬の隙を突かれたピンチにも焦らない堀越は、その後もポゼッション率を高めてジリジリと敵陣に押し込んでいく。すると前半14分にもDF森奏が、CKからまたしてもヘディングで追加点をマークした。

 さらに堀越は相手の守備陣形を見ながらボールを動かし、前半22分にはクロスから、同28分には中央からの崩しで、どちらもFW10三鴨奏大(2年)がネットを揺らした。

 前半38分にも、相手のビルドアップをカットした流れから、FW三鴨はゴールを奪取。勢いに乗ったチームも得点を積み重ね、前半だけでリードを6点に広げた。

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▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選