攻めに攻める日大鶴ヶ丘。耐え忍ぶ調布南。時間は刻々と過ぎ、このまま決着かと思われた後半38分、日大鶴ヶ丘、MF6海老澤恵人(3年)のパスを受けたFW11柳沼壮良(3年)が流し込んで、同点。
さらに後半アディショナルタイムには左サイドを突破したMF16吉山勇紀(2年)が値千金のミドルシュートを叩き込み、土壇場で日大鶴ヶ丘が逆転に成功した。
決めたMF吉山。同点に追いついた直後に投入。わずか6分で殊勲のゴールをあげ、ラッキーボーイとなった。
サイド、中央と攻めに攻め続けたものの、なかなか決まらず、逆に調布南に先制され、粘りのある守備に苦しめられた日大鶴ヶ丘。それもそのはず、シード校とあって、この試合が大会初戦。相当なプレッシャーがかかっていた。
▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選