「(葛飾野に)してやられました、さすがだなと感じました」と開始直後の失点を振り返った明法・桑田直徹監督。

 出鼻を挫かれたものの、逆転できたのは苦い経験を活かしたからだ。

 「立ち上がりの失点が課題でした」と話したFW9 林によれば、ことしのインターハイ予選2回戦・都立日野台戦(4月28日)で、はじめに2失点したのち、自分たちで崩れてしまった結果、初戦敗退する悔しさを味わった。

 もう二度と同じ思いはしたくない。桑田監督は「失点すると自分たちのスタイルを貫けなくなる、それだけはやめよう」と繰り返し、選手に伝えた。

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