堀越イレブン
失点後の堀越は徐々にボールを保持できるようになりチャンスを作っていく。37分にはFW10番三鴨奏大(2年)がペナルティエリア外からドリブルを開始。そのまま右足を振り抜くとゴールネットを揺らし同点ゴール。前半を1-1で折り返した。
後半に入ると堀越ペースでゲームが進んでいく。50分と53分に続けてシュートを放つと、60分にもクロスからのヘディングシュート。しかしこれもゴール右に外れ、チャンスを作りながらゴールを決め切ることができない。
反撃に出たい日大三は75分、スルーパスに抜け出した佐竹がクロスを上げるが味方に合わない。しかし80分にビッグチャンスが訪れた。ゴールから35m付近でFKを獲得すると、MF10長谷川大晴(2年)がキーパーとディフェンスの間に上げたボールにいち早く反応したFW8造谷和稀(3年)がヘディングで合わせて勝ち越しに成功した。
試合はそのまま終了すると思われたが、堀越は諦めていなかった。後半アディショナルタイム、味方の上げたクロスボールをファーサイドで待っていたMF18小泉翔汰(3年)が頭で合わせゴールネットを揺らした。
▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選