実践学園MF21福田怜央(2年)

 1点を返したい国士舘は後半7分、FW9 高橋遥久(3年)が決定機を作ると、続く8分、カウンターから右サイドを突破したMF21込宮空輝(3年)がそのまま決め、1点差に。さらに9分には右サイドから進入したMF21込宮がマイナス方向にパス。これをMF10大関流生(3年)がミドルシュートと立て続けにチャンスを演出。12分にFW7 島田が放ったシュートは相手GKに阻まれた。21分にはサイドチェンジから、22分はカウンターとセットプレーから迫った。

 その後、攻めつ守りつのオープンな展開に。実践学園、国士舘ともに互いの右サイドから攻略を試みながら、セットプレーなどで好機をうかがうも、最後は実践学園が競り勝った。

 実践学園・内田尊久監督は「前半は自分たちのやりたいことができました。国士舘さんのパワーに押され、1失点しましたが、ゼロで抑えないと、次の試合はなかなか厳しいです」と総括した。

【次のページ】 2次予選Bブロック準々決勝 実践学園 vs 国士舘(3)

▽第103回全国高校サッカー選手権東京予選
第103回全国高校サッカー選手権東京予選