松商学園vs市立長野

 市立長野は50分にMF24清水優咲(1年)をピッチに送ると、その清水が起点となり追加点が生まれる。「ドリブルを武器とし、後半に相手が疲れてきたタイミングで相手を壊しに行ける選手」と芦田徹監督が評する清水が、55分に右サイドで傳田唯都(3年)の後ろをオーバーラップしボールを受けると、ドリブルで一人交わして中へ切り込み、中央の金子へ丁寧なグラウンダーのパス。これを金子が右足で流し込み追加点。77分にも再び清水が右サイドを突破し金子へパスを通すと、金子からMF19高山陽翔(2年)と繋ぎ右足でゴールネットを揺らし3点目を奪った。

 後がない松商学園はゴールを狙い前へ行くしかない状況となるも、市立長野が前がかりとなって空いたスペースをうまく使い、アディショナルタイムに中澤と金子がゴールネットを揺らし5-0の快勝を収めた。

 市立長野の芦田徹監督は「最後にゴールが入ったけど、苦しい試合でした。前半に取れなくても良いかなと思っていた所で取れたのが良かった。後半は途中から出てきた選手たちがある程度タスクを持ってプレーし、しっかりとまとめてくれたので、我々がやりやすいゲーム展開になった」と試合を振り返った。

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▽第103回全国高校サッカー選手権長野予選
第103回全国高校サッカー選手権長野予選