後半になり、滑川総合を押し込む浦和は飲水タイム直後の23分MF23植木彪(2年)が決め、4点目。試合を決定づけた。このままでは終われない滑川総合は後半アディショナルタイムの42分、セットプレーの流れからふたたびMF13毛利が決め、一矢を報いた。
「きょうは出来過ぎですね」とFW9國貞の3得点に目を細めたのは浦和高校の本田哲也監督。「ただ大事なところで決めてくれ、チームを救ってくれる選手」と称えた。そのFW9國貞、得意なパターンはクロスに対して頭で合わせるプレーだが、今回は胸、足、頭で決めた。「体全部を使って決めました」と充実の表情だった。
▽第103回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第103回全国高校サッカー選手権埼玉予選