所沢商・日高 vs 所沢中央

 秩父との初戦の2回戦を2-0で勝ち上がった所沢中央は、秩父戦から先発メンバーを3人代えてより攻撃的な選手を送り込んだ。前半開始20秒あまりで早々に先制し、大量点の口火を切った。

 相手キックオフのボールをすぐに奪い、トップ下の金子凛(3年)のパスを右MF栗原隆綺(3年)が蹴り込んで先制。栗原は9、27分、アディショナルタイムにも得点し、前半だけで4点をマークした。

 所沢中央は厳しいプレスと鋭い出足でマイボールにすると、長短のパスとドリブルを織り交ぜてサイドと中央を的確に使ってアタック。主将の左MF原稜眞(3年)や栗原が外からスピード豊かに進出し、右の呉晃太朗、左の小笠原弘眞(ともに3年)の両SBも積極的に攻め上がって外から激しい攻撃を仕掛けた。

 前半は栗原のゴールのほかにも、原や1トップの渡邉侑真2年)と金子が続き、オウンゴールでも加点。8点を手に入れて大きくリードを広げた。

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▽第103回全国高校サッカー選手権埼玉予選
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