惜しくも敗れた入間向陽の木村康弘監督は「前半は全員がバタバタしてしまった。後半は修正して落ち着いて自分たちのサッカーができたけど、最後のアタックの部分がもう一つ必要でした。選手たちは最後まで走って良くやってくれました。だから勝たせてあげたかった」と悔しさを滲ませた。また引退する3年生について「本当に底辺から這い上がってきて成長した。でも、もっと伸びたと思うし、西部地区の代表決定戦だったり、今日だったり勝たせてあげられなかったのは、我々の力のなさかなと。本当に選手は良く3年間やってくれました」と感慨深く語った。

 勝った川口北は2回戦で10月20日に立教新座グラウンドで立教新座とベスト16をかけて対戦する。

(文・写真=古部亮)

▽第103回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第103回全国高校サッカー選手権埼玉予選