浦和南 vs 埼玉平成 (写真=荒川大貴)
先制を許した浦和南もすぐに反撃に出る。延長5分、DF19稲垣嶺(2年)のロングスローからDF3大角慶吾(3年)がヘディング、これをDF9小林大悟(3年)がボレーで合わせすぐさま同点に追いついた。埼玉平成はGK12長濱真大(2年)を投入。そして、このまま100分では決着がつかずPK戦へ。
PK戦では、両者1本目を決めて、先行の浦和南の2人目のキックは左ポストを叩いた。すると、PK戦に備えて投入されたGK12長濱が浦和南4人目をストップ。埼玉平成は4人全員が決めて格上の浦和南を撃破した。
試合後、埼玉平成の佐藤は「前半は結構押し込まれて苦しかったが後半から徐々に自分たちのプレーができて良かった。次の試合では決めるとこは決め切りたい。練習から意識を高く持って準備して勝てればいいなと思っている」と試合を振り返り、11月3日に駒場スタジアムで行われる西武台戦への意欲を示した。
(文・写真=荒川大貴)
▽第103回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第103回全国高校サッカー選手権埼玉予選