勝利を喜ぶ山梨学院高等学校の選手たち

山梨学院がアディショナルタイムにドラマティックな同点・逆転弾を決め決勝進出

 11月2日、第103回全国高校サッカー選手権山梨予選準決勝が行われた。第1試合はプリンスリーグ関東2部所属の山梨学院が35回目の選手権出場を目指した韮崎に3-2の逆転勝ちを収め、決勝進出を決めた。

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 「去年の選手権はこのステージで終わってしまったので、選手も絶対にここで終わらないっていう気持ちがあって、ゴールへの執念みたいなものが最後出てきたのかなと思います」山梨学院・岩永将監督の言葉通り、諦めない気持ちが山梨学院に勝利を呼び込んだ。

 シトシトと雨が降る中、韮崎ボールのキックオフで開始された試合は、立ち上がりから山梨学院が積極的に前線に圧をかけると1分、ゴール前に抜け出したFW11オノボフランシス日華のシュートのこぼれ球をMF6根岸真がミドルシュートに持ち込むが、これはGKの好セーブに阻まれ先制ならず。

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▽第103回全国高校サッカー選手権山梨予選
第103回全国高校サッカー選手権山梨予選