試合は立ち上がりから磐田東が両サイドを広く使い、飛龍をじわじわと囲みながら、チャンスとみるや右サイドからDF18藤田峻が正確なクロスをゴール前のFW9宇都宮海斗に放り込み得点をうかがう。しかし、飛龍もしっかりとゴールに蓋をすると奪ったボールを前線のFW10丹羽咲人に集め反撃を仕掛ける。互いにゴールに近づく動きを見せるものの、持ち味を消しあったことで試合は膠着し、前半をスコアレスで折り返す。
44分、宇都宮の遠目からのシュートによって磐田東主導で動き出すと思われた後半だったが、ペースは徐々に飛龍に移行していく。55分には、PAに侵入した丹羽が相手DFに背後から足を掛けられ倒されたものの、ここはノーホイッスルでPKを認められず。直後のCKはゴール前で混戦となるも決めきれず。逆に19、22分と磐田東がゴールに迫る反撃を見せ再び試合は膠着してしまう。
▽第103回全国高校サッカー選手権静岡予選
第103回全国高校サッカー選手権静岡予選