雨でスリッピーなピッチ。ボールが落ち着かない展開のなか、浜松開誠館は7分、MF13森下太陽(3年)がボレーシュートをネットに突き刺したが、直前のプレーがゴールラインを割っていたとの判定でノーゴールに。東海大翔洋も19分にMF8西田堅翔(3年)がボックス右にドリブルで侵入し右足で狙ったが、シュートは外のサイドネット。

 一進一退の攻防が続いたが、先にスコアを動かしたのは東海大翔洋。31分、右サイドを安藤がドリブルで縦に突破しクロスを送ると、ボックス中央でMF6西端健(3年)が右足で合わせゴール左に流し込んだ。

 1-0と1点リードで後半を迎えた東海大翔洋は、43分に西田の突破から途中出場のFW18釜下諒(2年)がシュート。これは枠を捉える事が出来なかったが、守りに入ることなく追加点を狙う姿勢をみせる。早めに追いつきたい浜松開誠館は47分にFW10橘風芽(3年)が右足で強烈なミドルシュートを放ったが、惜しくもポストに跳ね返されてしまった。

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▽第103回全国高校サッカー選手権静岡予選
第103回全国高校サッカー選手権静岡予選