浜松開誠館 vs 藤枝明誠
1-0のまま後半を迎えると、次にスコアを動かしたのはまたしても浜松開誠館のセットプレー。44分、右CKにキッカーを2人並べ、フェイントでタイミングをずらすと、中もデザインされた動きで相手のマークを剥がす。すると、キックに合わせファーサイドから中央に走り込んできたMF13森下太陽(3年)がフリーに。森下は右足を上手く合わせられずボールを後ろに逸らしてしまったが、これを拾った服部のコントロールが大きくなってボールは再び森下の元へ。戻ってきたボールを上手く収めた森下、今度は左足でゴール右に突き刺した。
これで追い込まれた藤枝明誠は左サイドにMF11塚原豪(3年)を投入し反撃に出る。するとその直後、左サイドフリーでボールを受けた塚原が縦に仕掛けボックスに侵入。シュートはDFにブロックされてしまったが、拾い直して縦に運んで折り返す。すると、このプレーに応対したDFのプレーにハンドのファウルがあったとの判定が下され、藤枝明誠がPKを獲得。このPKをMF9キング栄志(3年)が左足で沈め、残り30分で1点差に詰め寄った。
▽第103回全国高校サッカー選手権静岡予選
第103回全国高校サッカー選手権静岡予選