長崎総科大附イレブン

 正智深谷は先制するまでやや劣勢に立たされ、失点してもおかしくない危機が3度あった。

 前半4分の左MF斉藤巧志(3年)のヘディングシュート、12分のFW坂本錠(3年)の中距離弾とFW松下昊稀(3年)が放ったヘッド。25分にMF宇土尊琉(3年)に打たれた一撃などは、いずれも際どいシュートばかりだった。

 そんなピンチを切り抜けていた前半37分、右CKから先制した。“左足の魔術師”左SB鹿倉颯太(3年)がニアサイドに好球を送ると、左MF小西聖七(3年)がヘッドで完ぺきに合わせて先制した。

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▽第103回全国高校サッカー選手権大会
第103回全国高校サッカー選手権大会