尚志 vs 東福岡

 尚志も同じく4-3-3で、右ウイング大内完介(3年)は速さを生かした縦への突破からチャンスを演出。左ウイング長坂隼汰(3年)のドリブルや前半の終盤に投入されたFW千住澪央(3年)は、シュートと最終パスの配給で非凡な動きを見せた。

 得点チャンスは尚志のほうがいくらか多かった。

 後半6分、MF高橋響希(3年)が落としたボールを大内が合わせたがGK後藤洸太(3年)に捕球され、MF西丸由都(3年)の強烈な一撃は惜しくも右に外れた。30分に大内がドリブルから左足で狙ったシュートも後藤にセーブされ31分の千住の左足シュートは右ポストの外側を通過。何度もあった決定機にゴールを奪えなかった。

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▽第103回全国高校サッカー選手権大会
第103回全国高校サッカー選手権大会