尚志 vs 東福岡
東福岡は前半7分、相手DFのクリアボールを稗田が上手にミートしたが左にそれた。稗田は後半11分にもこぼれ球から強シュートを放ったが、GKの正面だった。2分後には神渡が左から持ち込んで思い切りよく打ったものの、これもGKに捕球され得点できなかった。
両チームとも堅い守備力を生かして相手の攻撃を封じ込み、前後半を0-0で終了。1回戦屈指の好カードはPK戦決着となった。
先行は東福岡。先頭のCB山禄涼平(3年)から最終キッカーのFW齊藤琉稀空(2年)まで、5人とも厳しいコースを突いて成功する。
尚志のGKは後半追加タイムに針生東(3年)に代わったが、PK戦では相手がキック体勢に入る直前まで小躍りや座り込みなどで陽動作戦を仕掛けたが、東福岡の選手は少しも動じることなくコースに鋭いシュートを打ち込んでいった。
▽第103回全国高校サッカー選手権大会
第103回全国高校サッカー選手権大会