新潟明訓イレブン
堅守の新潟明訓vs攻撃力の阪南大高。矛盾対決として報じられていた試合だったが、試合は阪南大高が自慢の攻撃力を爆発させた。
9分、右からFW10弓場潤哉(3年)が中央に持ち運ぶと、左のFW7硲冬真(3年)へ。パスを受けた硲は縦に勝負しボックス内に侵入するとそのまま左足でニア上を撃ち抜いた。
先制を許した新潟明訓も18分に決定機。スローインからFW10斎藤瑛太(3年)がボックス内中央で粘ってDF4人を引き連れて左へ。フリーで受けたMF7桑原壮汰(3年)が右足を振ったが、シュートは惜しくもゴールの右に外れてしまった。
このピンチを凌いだ阪南大高は24分、左サイドのルーズボールを快足を飛ばした硲が回収。相手DFと入れ替わるとそのままボックスまで運び、最後は飛び出したGKの脇を抜いてゴールに流し込んだ。止まらない阪南大高は32分にも硲からのボールがこぼれたところをMF6福本一太(3年)が押し込んで3点目。阪南大高が3点をリードし試合を折り返した。
▽第103回全国高校サッカー選手権大会
第103回全国高校サッカー選手権大会