阪南大高FW9松本圭史を祝福する選手たち

 後半に入っても阪南大高は攻撃の手を緩めない。49分、左サイドで相手のスローインを福本がカットし後半から出場のFW16瀬尾優斗(2年)へ。瀬尾が巧みにアウトサイドで浮かせてDFの裏に送ると、抜け出したMF18岡田翔太郎(2年)がGKの上を抜くシュートでネットを揺らした。

 さらに65分にはCKからDF4弥栄琉(3年)のヘディングシュートがポストに弾かれたところをDF3梅原翔久(2年)が押し込むと、75分には途中出場のFW9松本圭史(2年)が、ボックス内で高く上がったボールを見事にコントロールして右足でゴール左に決めて6点目。

 圧倒的な攻撃力で新潟明訓を突き放した阪南大高。大差をつけながらも守備陣は集中を切らさずクリーンシート。選手権の初戦を完ぺきな内容で勝ち切り、次戦に駒を進めた。

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▽第103回全国高校サッカー選手権大会
第103回全国高校サッカー選手権大会