前半の40分間は両チームとも相手の堅陣を切り崩すシーンをほとんどつくれず、東福岡はシュート1本、正智深谷は2本しか打てなかった。
東福岡の平岡道浩監督は「芝がめくれていたので、(豪胆に攻める)勇気がなかったですかね」と振り返った。
東福岡は8分にFW伊波樹生(3年)がゴール前から強シュートを打ったが、CB佐藤飛友(3年)が出足鋭いブロックで弾き返した。一方の正智深谷は、30分にトップ下の近藤七音(3年)が強烈なミドルシュートを放ち、GKがこぼす場面もあったがゴールは割れなかった。
▽第103回全国高校サッカー選手権大会
第103回全国高校サッカー選手権大会