MF13篠塚怜音、MF11加藤佑基(写真=矢島公彦)
高川学園は後半14分、細見の右クロスからMF西岡剛志(3年)が右足シュート。わずかに右へ外れ、27分にはMF中津海蓮恩(3年)の絶品右クロスを左ウイングバック松木汰駈斗(3年)が、ヘッドで完ぺきに捕らえたが枠に飛ばせなかった。
20分に加藤のドリブル突破が相手DFの反則を誘ってPKを獲得。加藤が自らキッカーとなったが、勢いのあるボールはバーのはるか上に飛んでいった。これには川口修監督も「あんな120パーセントの力で蹴らなくても」と思わず苦笑いした。
しかし静岡学園は39分、左SB鵜澤浬(3年)がドリブルで持ち上がってから絶妙のスルーパス。素早く反応したMF篠塚怜音(2年)が、コースを見計らった技ありのシュートをゴール右に決めて駄目を押した。篠塚はこれで3試合連続得点をマーク。
▽第103回全国高校サッカー選手権大会
第103回全国高校サッカー選手権大会