淑徳巣鴨 vs 立教池袋

 早い時間帯でまずは1点を返したい2点ビハインドの淑徳巣鴨は65分、右サイドからのクロスをFW11沼尾顕成(2年)がファーで合わせて1点差に詰め寄る。さらに、75分にはFKの流れからゴール前の混戦をMF8橋本大毅(2年)が押し込み試合を振り出しに戻す。その後はスコアは動かず2-2のまま延長戦へ。

 立教池袋は98分、淑徳巣鴨にPKを献上し絶体絶命のピンチとなるも、GK1内田がビッグセーブで阻止する。試合は10分ハーフの延長戦でも決着は着かず、勝負の行方はPK戦に委ねられた。PK戦では淑徳巣鴨が1本ミスしたのに対して、先攻の立教池袋は全員が決めて、5-4で勝利。立教池袋が悲願の初優勝を果たした。

(文・写真=田原豊)

▽令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)
令和6年度東京新人戦(新人選手権大会)