同点ゴールに喜ぶ八戸学院野辺地西の選手たち

 後半も入りは野辺地西ペース。キャプテンFW堀田一希(3年)とFW成田涼雅(3年)が勢い良くゴールに迫り、ロングスローやセットプレーから決定機もつくったが、遠野もキャプテンMF馬場大瀬(3年)をはじめ、DF谷地稜生(3年)、DF菊池晃太(3年)らが体を張った守りを見せ、「後半攻められる時間帯多くて、そこで自分たちが頑張って守らないといけない時間が続いたんですけど、集中してみんなでゴール守って、後半は0で抑えれたところが良かった」と振り返ったGK田代謙真(3年)も落ち着いたセービングを見せた。

 試合終盤は遠野もいくつか決定機をつくり、88分には野辺地西FW成田が2回目の警告で退場となったため数的優位となったが、野辺地西も安定感のあるGK喜村孝太朗(2年)、その後PK戦要員として入ったGK島川侑大(3年)をはじめ、田村とDF奈良良祐(3年)も力強く相手の攻撃をはね返し、1-1で後半終了。プリンスリーグ東北参入チームはPK戦で決められることになった。

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▽高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2024プリンスリーグ東北 プレーオフ(参入戦)
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