帝京第三 vs 矢板中央B
「練習通りでした」と殊勲のFW11 石井。相手に囲まれ、倒されても愚直に裏のスペースを狙い続けた。その甲斐あってチーム最多の3本のシュート。(※帝京第三のシュート数は前後半4本)。そのうちの1本が決まった。FW11石井は「いろんな人たちに支えてもらった、そのおかげのゴール」と喜びもひとしおだった。
まさに薄氷の勝利を得た帝京第三。振り返れば、7:3で、もしかしたら8:2で押されまくっていた。それでも、しのぎ切れたのは想定した戦いができたからこそ。「かなり圧迫されると思っていました」と帝京第三・相良和弘監督。矢板中央Bのロングボールやロングスロー。セカンドボールを拾っての二次攻撃、三次攻撃。そして個での打開にも警戒していた。
相良監督は「選手には(相手の攻勢を)防いだなかで時間とともにボールを動かせるようになると伝えていました。前半0-0で折り返して、後半、ボールを動かせるようになりました」と話すとともに「今回のような拮抗した試合になれば、勝負の分かれ目はセットプレーとミス。ミスしたほうが負けます。よく集中してしのげました」と決勝点は相手のミスからだった。
▽高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2024プリンスリーグ関東2部 プレーオフ(参入戦)
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