日体大柏 vs 日大藤沢

　12月14日、高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2024プリンスリーグ関東2部 プレーオフ（参入戦）1回戦4試合が千葉県内2会場で行われ、日体大柏が日大藤沢を4-0で下し、昇格に王手をかけた。

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　最初にチャンスを作ったのは、押し込まれていた日大藤沢だった。31分、日大藤沢はMF11髙田航(3年)がCKの流れからゴール前でグランダーのシュート。しかし、これは来季水戸ホーリーホックに加入が内定しているGK12早川ウワブライトのファインセーブに遭いゴールならず。前半は、両チームともなかなか決定機を作れぬままスコアレスで折り返す。

日体大柏 vs 日大藤沢

　球際の争いが繰り広げられる展開の中、均衡を破ったのは日体大柏だった。52分、日体大柏がカウンターを発動。左サイドで縦パスを受けた日体大柏FW14小泉ハーディ(2年)がスピードに乗ったドリブルでPA内まで運びゴール前にクロス。ゴール前に詰めていたFW9込山康斗(2年)が押し込んだ。直後の56分にはFW14小泉がPKを決め2点目を奪取。攻撃の手を緩めない日体大柏は72分、カウンターから1得点1アシストしているFW14小泉がトドメの3点目を奪いリードを広げると、83分にもこの日自身3得点目となるゴールをFW14小泉が決め勝負あり。4-0で快勝した日体大柏が昇格に王手をかけた。

(文・写真＝田原豊)