それでも28分、主将のCB久世謙伸(3年)の蹴った右CKはクリアされたが、右SB飯島寛太(3年)が拾ってクロス。齊藤がヘッドで同点弾を突き刺した。
帝京三イレブン
鹿島は後半の序盤に3点目を決めるチャンスが2度あった。まず8分、正木の右クロスを物井が右足で合わせたがDFに当たり、続いて9分には左CKからCB元砂晏翔仁ウデンバ(1年)が頭で完ぺきに捕らえたものの、バーのわずかに上だった。
帝京第三は14分、左SB藪下颯太(2年)が左から上げた斜めのパスに齋藤がヘディングシュートしたが、惜しくも右に外れて同点機を逃す。しかし44分、ゴール正面やや右の22メートル付近でFKを獲得。久世のキックは鹿島がつくった5人の壁の上を巧みに通過してゴール右隅に吸い込まれた。土壇場で追い付き、延長戦に突入した。
▽高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2024プリンスリーグ関東2部 プレーオフ(参入戦)
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