試合風景

3位入賞の昌平

昌平が矢板中央に2-0で勝利し、関東高校サッカー大会3位入賞!

 6月6日、平成28年度 関東高校サッカー大会Bグループ決勝の昌平(埼玉)と矢板中央(栃木)の一戦がゼットエーオリプリスタジアムで開催された。

 序盤から、先制点を入れたい両チームの、激しいボールの奪い合いが続く。矢板中央はFW高島祐樹をターゲットとして、前線にボールを送るシンプルな攻撃で得点のチャンスをうかがう。

 一方、昌平はFW本間涼の鋭い突破からディフェンスラインの切り崩しを狙う攻撃で、ゴールを目指す。

 まず、チャンスが訪れたのは、昌平。前半24分、右サイドからFW本間涼が抜け出し、中央に折り返し決定機が訪れるがこれはゴール上に外れる。

 対する矢板中央は、やや押され気味の展開が続くが、前線からの素早いチェックでボールを奪い、シュートまでいくがゴールならず。

 0-0のまま迎えた前半34分に試合が動く。昌平は右サイドから、大きく左にサイドチェンジし、中央でMF松本泰志がDF塩野碧斗へパス。これを左足のワンタッチシュートで決めて、昌平が先制。前半は昌平が1点をリードして試合を折り返す。

 後半も試合は昌平ペースで進む。後半5分、左サイドからの細かいパス回しから、ワンツーで抜け出しMF星野蒼馬が右足で決めて追加点を挙げる。

 2点のビハインドとなった矢板中央は追いつこうと攻勢を強め、キープレイヤーのFW高島祐樹や、途中出場のFW澤野祐輝にボールを集めるが、昌平ディフェンス陣を切り崩すことが出来ず得点を奪えない。

 試合はこのまま終了し、2-0で昌平の勝利。勝った昌平は3位入賞を果たした。

(文・写真 編集部)