先制ゴールを喜ぶ磐田東イレブン

 試合序盤からコンパクトな守備で静岡学園に激しいプレスをかける磐田東は14分、静岡学園のミスを誘発してボールを奪取。遠藤が左サイドを突破し、低いクロスを供給すると、袴田がこれを押し込みゴールネットを揺らした。

 先制を許した静岡学園は逆に落ち着きを取り戻し、徐々に磐田東に圧力をかけ試合のペースをつかんでいく。17分、提坂がこぼれ球を拾って右足を振り抜くも、シュートは惜しくもゴールポスト直撃。22分、右サイドからのクロスを北田が折り返し、上田に渡るもゴールには至らず。28分には四海のスルーパスに再び上田が抜け出してあと一歩のシーンをつくると、迎えた36分、静岡学園は提坂のFKを吉田が頭で合わせてついに相手ゴールをこじ開けた。

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▽令和6年度静岡新人戦(新人選手権大会)
令和6年度静岡新人戦(新人選手権大会)