
逆転ゴールを決めた静岡学園MF6四海星南
1-1で折り返した一戦は、後半開始直後に試合が再び動く。43分、神吉が自陣深い位置から磐田東の背後にロングボールを送り、四海が2列目から抜け出してそのままGKの頭上を越えるシュートを決め、静岡学園が逆転に成功。続く52分には、磐田東の縦パスを四海がカットし、佐々木に繋ぐと、その佐々木の左足ゴールで磐田東を突き放した。
流れを変えたい磐田東は、先制ゴールを決めた袴田に代わり、背後への抜け出しを得意とする1年生のFW髙田心羽を投入。すると68分、加藤のスルーパスに抜け出した髙田が右足シュートを決め、1点差に迫る。さらに磐田東は78分、ペナルティエリア外から高田が右足で強烈なシュート。しかし、静岡学園GK瀧のスーパーセーブに阻まれ、ゴールならず。試合はそのまま静岡学園が3-2で勝利し、日本高校サッカー選抜候補の選考合宿への参加で主力数人を欠く中、見事に大会2連覇を達成した。
(文・写真=古部亮)
▽令和6年度静岡新人戦(新人選手権大会)
令和6年度静岡新人戦(新人選手権大会)



















