後半も、開始から関東一の怒涛の攻撃を、武蔵がひたすら凌ぐ展開が続く。前半、シュートシーンを作れなかった武蔵も一矢報いたいところではあるが、関東一の寄せが早く、攻撃の起点を作れない。

 60分、関東一は左サイドを途中出場のDF佐々木功輝(3年)がオーバーラップし、深い所からクロスを上げると、最後はFW鈴木隼平(3年)が頭から飛び込み、この日2得点目を決めさらにリードを広げ勝負あり。

 関東一が5対0の大勝でベスト4入りを決めた。

 次戦は、4月25(土)準々決勝で修徳を破った実践学園と決勝を賭けて対戦する。

 一方、敗れた武蔵。ここまで快進撃をみせたものの、惜しくも準々決勝で敗退となった。(取材・文=光森 圭佑)

▽日程・結果はこちら
2015年 関東高校サッカー大会東京都大会