前橋育英vs 習志野

 前半は両チームとも多くのビッグチャンスはなく、一進一退の攻防戦を展開。前橋育英は15分、左SB水野楽生のクロスをFW山西智也(ともに2年)が狙ったもののGKの正面。習志野は終了直前、FW武田耀正(2年)が右から放ったループシュートが左ポストに弾かれ、絶好の先制機を逸してしまう。好機はそろって1度ずつとゴール前の見せ場が少ない前半だった。

 ところが後半に入ると、一転してシーソーゲームになった。

 8分にゴール前でトップ下の立石陽向(1年)が、激しく重圧を掛けて敵ボールを奪ってから左足で先制点を奪う。しかし習志野も16分、トップ下の中渡瀬統貴(2年)が軽やかなドリブルでペナルティーエリアに進出すると、相手に倒されてPKを獲得。これを自ら沈めて同点にした。

 だが前橋育英は20分、右から持ち込んだ山西が、逆サイドのネットに突き刺し再びリードを奪う。しかし習志野は27分、右FKから2人を経由してつないだボールを、最後はFW中曽根和輝(2年)がヘッドで決めてまたしても追い付く粘りを見せた。

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▽横山杯第25回全国ユース招待サッカー大会
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