
市立船橋イレブン
後半の近大附は前半のような勢いがやや衰え、2点目を奪うチャンスがありながらも逸機。12分に川田が放った強烈な一撃がGKの好守に阻まれたのが痛かった。
OBでもある市立船橋・佐藤部長は母校に戻って6年目。「今はいろんなことにチャレンジしている時期です。特に個人に焦点を当てて何にでも挑戦してもらっています」と述べ、個々の特長を探り、引き出すことに重点を置いているそうだ。
自身も高校時代に散々要求された運動量、球際、切り替えという市立船橋の伝統を継承しながら、「前へ縦へと積極的に前進し、常にゴールを目指すチームにしていきたい」と精かんな顔をさらに引き締めた。
(文・写真=河野正)
▽横山杯第25回全国ユース招待サッカー大会
横山杯第25回全国ユース招待サッカー大会