
FW11岡大輝(2年)の同点ゴールを喜ぶ尚志の選手たち
ところが後半開始早々に青森山田にアクシデント。ここまで中盤で献身的な守備を見せてきたMF長谷川滉亮(2年)が38分負傷により交代する。その後尚志が徐々にショートカウンターを仕掛けて青森山田ゴール前へと迫る場面が増えてくる。そして47分尚志はペナルティエリア内で細かくパスをつなぎ、最後はFW岡大輝(2年)が左足でシュートを決めて同点に追いついた。尚志はさらに攻撃の勢いを強め、52分この日左サイドハーフに入ったFW臼井蒼悟(2年)から浮き球パスを受けたFW根木翔大(2年)がドリブル突破から右足でゴールを決めて逆転に成功する。
尚志はなおも青森山田を攻め立て、59分MF阿部大翔(2年)のパスを受けた臼井は「阿部選手がうまく最後(パスを)出してくれたので、GKと1対1であとはもう決めるだけでした」と語る通り、右足で落ち着いてゴールを決めてリードを広げた。試合終了間際にはDF木村心貴(2年)のパスを受けた途中出場のFW若林衣武希(1年)がダメ押しのゴールを決めて4-1で勝利し、2月3日の準決勝東北学院(宮城県2位)戦に駒を進めた。
▽第24回東北高等学校新人サッカー選手権大会
第24回東北高等学校新人サッカー選手権大会