ヴァンフォーレ甲府U-18 vs 神戸弘陵

 序盤、甲府U-18の守備にてこずったものの、試合は6:4で神戸弘陵のペース。テンポよくボールがまわり、右サイドの突破からゴールに迫るシーンが何度も見られ、圧をかけ続けた。一方、守備ではピンチらしいピンチはなく、安定した試合運び。そんななか後半20分、甲府U‐18にFKののち、2度のCKで押し込まれたが、身体を張った守備で跳ね返した。

 ただ初戦の堅さがあったのか、気になったのは攻撃の回数のわりに決定機が少なかったこと。「ゲームコントロールできたなか、決定力とラストパスの精度が課題」と神戸弘陵の谷純一監督。

 「前半はシュートで終われていましたが、打ったシュートが弱かったり、外れたりしました。そうした最後のところをしっかりやろうと伝えて、(後半に)入りました。後半すぐに決まってよかったです」と振り返ったものの、監督としては追加点が欲しかったところだろう。

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▽第34回イギョラ杯国際親善ユースサッカー
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