イギョラ杯のような大会では、普段のリーグ戦のように十分なスカウティングができないまま、試合に向かう。なかには特徴が大きく違う、あるいはまったくわからないチームとの対戦があるはず。ここで重要なのが試合での適応力。
谷監督は「基本的な戦い方はありますが、ボールを持って判断するサッカーを目指しています。普段のトレーニングから『相手がこうきたから、自分たちはこうしよう』という判断を大事にしています。スカウティングできないまま迎える試合は、選手がどのような反応をするのかが見られるので、僕自身、楽しみです」と明かせば、決勝ゴールの野元によれば、普段はロングボールの競り合いからセカンドボールを拾って、攻撃を展開するチームとの対戦が多く、今回の甲府U-18のようにつなぐチームとの対戦は少ないようだ。
▽第34回イギョラ杯国際親善ユースサッカー
第34回イギョラ杯国際親善ユースサッカー

