実はこの変化には理由がある。ゴールを決めた徳田によれば、消化不良となった初日2試合を振り返るべく、宿泊先で選手間ミーティングを行ったという。「試合の入りが悪く、立て直せないまま2試合が終わってしまいました。(選手間では)ミスは仕方がないから、気持ちを切り替え、味方同士、声を掛け合って立て直そうと話しました。そのことでチームは同じ方向を向いて試合ができました」
この言葉を裏打ちするように試合終了間際、意地の1点を返すことができたのも、ミーティングのなによりの成果と言える。
(文・写真=佐藤亮太)
▽第34回イギョラ杯国際親善ユースサッカー
第34回イギョラ杯国際親善ユースサッカー

