高川学園 vs 明誠

 後半からMF8田淵伶麻(2年)が入れて、池田がトップ下から本職の前線に移動すると22分にはチャンスが到来。左からDF20濱田真幌(1年)が高川学園のDF裏にボールを入れると池田が「滑るグラウンドを考えながらプレーしようと思っていました。ボールが落ちた瞬間に背後を狙っていた」と抜け出しに成功し、1点を返した。35+3分にはスローインを受けた池田のパスからMF6藤田総司(2年)が決めて、4-2で試合を終えた。

 「得点を取れたのは良かったのですが、やっぱりゼロに拘りたかった。最後に2失点してしまったのは良くなかったので、そこは反省として今後に生かしていきたい」。高城が悔しさを滲ませた通り、高川学園にとっては悔しさが残る試合となったが、勝って大会を終えた価値は大きい。

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▽第17回中国高等学校サッカー新人大会
第17回中国高等学校サッカー新人大会